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書き初め 廣瀬賞競書会

 新年を迎え、恒例の「書き初め会」を実施しました。 ぴ~んと張りつめた雰囲気の中、一人一人が真剣に取り組みました。 書き初め会の中でも、6年生の部は「廣瀬賞競書会」と名付けて取り組んでいます。 本校では60年以上も続いている素晴らしい伝統です。





【廣瀬賞競書会】とは・・・

 廣瀬賞競書会発足の由来をお伝えします。 廣瀬さんは名前を廣瀬六太郎と言います。明治3年(1870年)、大三東大野 地区で、農家の六男としてお生まれになりました。その頃は、学校に行きた くても行けない子供がたくさんいました。六太郎さんもその一人。 学校に通い始めたのは13歳の時。そして、18歳の頃、家族と別れて今の 長崎市の醤油屋で働きます。その間大変な苦労をして、後に「長工醤油」と いう会社を築き上げられました。 六太郎さんは、自分の故郷にある大三東小学校のために何かしたいといつも 考えておられたようです。その思いを引き継いだ六太郎さんの子供の健一郎 さんが大三東小学校に寄付をしてくださいました。その寄付をもとに、毎年 習字で、すばらしい作品を書けた人に賞を贈るようになりました。 大三東小のみんなに字が上手になってもらいたい、勉強を一生懸命頑張って 夢を叶えてほしいという廣瀬六太郎氏の願いを受け継ぐのが廣瀬賞競書会で す。60年以上も続けられている本校の伝統の一つです。

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